リズム呼吸法

ヨーガの呼吸法をプラーナヤーマといいます。宇宙の生命力そのものを意味する「プラナー」引き出したり、コントロールするための重要な行法です。音楽を聞いて自然に身体がスイングして気持ちが良くなること経験された方はたくさんいらっしゃると思います。また、赤ちゃんはお母さんの鼓動を聞き、安心するといいます。それを応用した呼吸法がリズム呼吸法です。
腰掛けるか座るか、立って行いますが、いずれの場合も姿勢を正して 片手の指で反対の手の脈を押さえます。
腹式呼吸の要領で、脈拍を数えながら鼻より空気を吸い込み、鼻(あるいは口)から吐き出します。脈拍6拍分空気を充分吸い込み、次に3拍分そのまま休み、次に6拍分充分吐き出し、さらに3泊分そのまま休みます。
この要領で呼吸を繰り返しますが、決して疲れを感じるまで行う必要はありません。
慣れてきますと指で脈をとらなくともリズムがつかめてきますから、そうなったら手の形を法界定印に組んで行うと良いでしょう。
また、練習を重ねると脈拍6拍分より多く吸ったり、吐いたりできるようになります。無理のないように伸ばしていって下さい。その時、呼気と吸気の間の休みは呼気・吸気の半分にします。呼気・吸気を12拍まで伸ばしたなら休みは6拍分にします。しかし、過度に伸ばす必要はなく、規則的なリズムで呼吸を行うことの方が大切です。
この 吸う:吐く:止める=2:2:1の呼吸法が出来るようになると ヨーガの基本の吸う:吐く:止める=1:2:2の呼吸法が習得し易くなります。
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