「なまけてはいけない病」

心屋仁之助さんのブログ「心が風に、なる」『■うつとパニックは「なまけ病」?!』を拝見して「以前の僕のことだ!」とハッとした訳です。
「治療の予約は断らない」「休みの日も電話は携帯転送にしてあり、出来る限り対応する」「連休は年末年始ぐらい」などなどワ-カーホリック状態でした(-_-;)
「患者さまのため」といいつつ「患者さまに嫌われたくない」自分がいることに数年前に病気になって病院のベットの中で気が付きました。
自分を振り返って、ワーカホリックの人って「行為のレベル」でしか、自分の価値を認めることができていないのではないでしょうか?
自分はこれだけの時間を働き、たくさんのお金を稼いでいる、社会からも認められているという意識があったと思います。
その反動でしょうか?当院には、柏という場所にも関わらず有名人の患者さまの来院していただいていますが、その方たちのサインの類はひとつも貼っていません。今はサインをもらっておけば、と後悔していますが…(笑)
以前でしたらこのような恥ずかしい?内容の投稿はしなかったと思います。
しかし、心屋さんのいう「なまけてはいけない病」「がんばらないといけない病」の患者さまが当院にも少なからず、いらっしゃいます。
親しくなって相談を受ければ別ですが、身体の不調を治しに来ただけの方にあなたは「なまけてはいけない病」「がんばらないといけない病」ですよ、なんていきなり言えません。
今回の投稿をご覧になって、少しでも気づいてくださる方がいれば、嬉しい限りです。

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