感性


昨日、白樺教育館々長の武田康弘さんがいらして式根島キャンプの写真を見せていただきました。
素敵な写真は武田さんブログにアップしてあります。
『39年目のこどもたちの式根島キャンプ&ダイビングー写真速報~~~綺麗で楽しく充実!!』
武田さんによい写真を撮る感性の話を伺いました。
撮影者が何を撮りたいかが見る人にストレートに伝わる写真がシンプルで良い写真。また、ブログの中の3番目の写真は、主役のシャワーを浴びている子の表情、それを見ている子の入り方、立て看板の位置などがとてもよいタイミングでシャッターが切られていること。などなど…。
お話しを伺っていて、感性は善美を感じる能力とも言え、生活世界全てに影響すると思いました。
武田さんは生活世界は、人間と社会のすべての「学」に意味と価値を与える究極の基準であり、客観的学問は、主観性の知の一部として価値をもつに過ぎない、というのは、認識論の原理中の原理です。と言います。

私たちが自分の身体の声を聴くというのも大切な感性のひとつだと思います。

「どこかが痛いわけではないけれど、何か身体がしっくりこない。」と言っていらっしゃる患者さまがいます。私が身体を診て説明し、施術しますと「身体も気分も楽になった。」と言われます。このような方は、病気になる前の身体の声を聴き、未病を防ぐ豊かな感性をお持ちの方だと思います。
その一方で、痛みを増すような動作を指摘して、なるべく痛みが出ない動作をアドバイスをしても耳を貸さない方もいらっしゃいます。
豊かな感性を身に付けたいものですね。

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