足元を見て歩く弊害


年配の方や腰や脚を痛めた経験がある方は「足元を見て歩く」癖のある方が多いようです。
「何故、足元を見て歩くのですか?」と質問すると、決まって「転ぶのが怖いから」と答えます。
果たして、足元を見て歩くと転ぶのを防ぐことが出来るのでしょうか?

イラストのように足元を見てしまうと
①お尻が後ろに引け、背中が丸くなる
→重心が後ろへ残り、バランス不安定
 足が出にくくなるし、爪先が上がらないので躓きやすくなる
②前が見えにくいい
→人や物にぶつかる危険性あり

「転ぶのが怖い」という感情が先立って、かえって転びやすい姿勢になってしまうのがわかると思います。

目線を上げる
→自然と姿勢も良くなり、安定
 周囲に注意が向く

「転ぶのが怖い」と感じている方は、目線を上げて歩いてください。

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