冷やす?温める?

「温めたほうがいいんですか?冷やしたほうがいいんですか?」
身体のどこかに痛みを訴えて来院される患者さまからよく受ける質問です。
今日、いらした患者さまも久しぶりにゴルフの練習をしたら腰が痛くなって冷やしたら余計に痛くなったとのことでこの質問が出ました。痛みが出たら冷湿布などで冷やすという方が意外と多いんですね。
結論から言いますと
炎症のある場合右矢印1冷やす
炎症のない場合右矢印1血行を促進させる
が基本です。
筋、腱、靭帯などの軟部組織、つまり身体や手足を支える筋肉やスジに痛みを感じるのは血行不良がおきて酸欠になるからです。今日、いらした患者さまの場合は普段使わない筋肉を急に使ったために筋肉が緊張して血行が悪くなったのですね。
炎症を起こすと
①発熱・・・熱が出る
②発赤・・・赤くなる
③腫脹・・・はれる
④疼痛・・・痛みが出る

の兆候が必ず出ます。
このうち1つでも欠ければ炎症ではない・・ということになります。例外もありますが…
①発熱③腫脹は触れば、わかりますね。②発赤は見れば、わかります。④疼痛は痛みを感じているわけですからね。このように大まかな見極めは一般の方でも出来ますので、炎症のある場合は応急処置をして医療機関を早めに受信してください。

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