腰痛の予防について ~腸腰筋の重要性~

腸腰筋は胸椎12番~腰椎4番より起こる、大腰筋と、腸骨の内側から起こる腸骨筋から成ります。

腸腰筋の働きは骨盤の前傾と股関節の屈曲です。
股関節固定時にこの筋肉が強く収縮すると骨盤を前傾させる事から、姿勢保持への重要な役割を果たしています。
言い換えると椅子などに座っていたり、前屈みの姿勢を保っているときは無意識に腸腰筋を使っています。

長時間座っていて「腰が伸びない」と感じるのは、腸腰筋が硬くなり股関節が伸びにくくなっているためです。
この時、腰が伸びないと思って腰を反らせるように背筋を強く使ってしまうと腰痛の原因になります。

「腰が伸びない」と感じた時は、ゆっくり腹式呼吸をして股関節とみぞおちを伸ばすようにすることで腰痛を防ぐことが出来ます。

座っていることが長い方は、試してください。

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