明日から夏の土用!「胃腸をいたわる」夏の養生

明日、7月20日から「夏の土用」が始まります。

「土用の丑の日=うなぎを食べる日」というイメージが強いかもしれませんが、整体師の立場から見ると、この時期は胃腸をいたわり、身体の土台を整える大切な期間でもあります。

夏バテや食欲不振、だるさなどが気になる方は、ぜひ日頃の過ごし方を見直すきっかけにしてみてください。


東洋医学では「脾(ひ)」を養う時期

東洋医学では、土用は五臓の一つである脾(ひ)、つまり胃腸の働きを大切にする時期と考えられています。

脾は、食べたものを身体のエネルギーへと変える重要な役割を担っています。その働きが低下すると、疲れやすさや食欲不振、倦怠感などにつながるとされています。

今年のような厳しい暑さでは、冷たい飲み物やアイスなどを口にする機会も増えます。胃腸が冷えて働きが低下すると、全身のだるさを感じる方も少なくありません。

整体の施術をしていると、こうした方は背中の胃の周辺に対応するとされる部分が硬くなっていることがあります。

「何となく背中が重い」「猫背がひどくなった気がする」

そんな変化を感じたら、胃腸の疲れが影響している可能性も考えられます。


夏の土用におすすめしたい3つの養生法

本格的な暑さを乗り切り、秋に疲れを持ち越さないために、次のようなことを意識してみましょう。

① 食事は温かいものから始める

食事の最初に温かいお茶やスープを一口飲むことで、冷たいものばかりを摂るよりも胃腸への負担を減らしやすくなります。

② 背筋を伸ばして内臓を圧迫しない

猫背の姿勢が続くと、お腹まわりが圧迫されやすくなります。デスクワークやスマートフォンを見る時間が長い方は、ときどき胸を開き、背筋を伸ばすことを意識してみましょう。

③ 背中の緊張をため込まない

胃腸の疲れがある方は、背中の筋肉も緊張していることがあります。ストレッチや入浴で身体を温めることもおすすめです。つらい凝りが続く場合は、整体などで身体全体のバランスを整えることも選択肢の一つです。


夏の土用は「身体を整える期間」

整体師として多くの方の身体に触れていると、季節の変わり目の影響が身体に現れやすい時期の一つが、この夏の土用だと感じます。

「何となく調子が悪い」
「疲れが抜けない」
「食欲が落ちてきた」

そんな小さなサインを見逃さず、早めに身体をいたわることが、秋以降も元気に過ごすための土台づくりにつながります。

今年の夏の土用は、ぜひ胃腸をいたわり、身体を整える時間として過ごしてみてはいかがでしょうか。

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