本日放送されたNHKスペシャル「腰痛・治療革命 ～見えてきた痛みのメカニズム～ 」を皆さんご覧になったでしょうか？
番組で紹介されていた映像「腰痛に手術は必要ない？」の中で我が国の腰痛治療の第一人者である稲波弘彦医師が「変形したヘルニアは時間が経てば自然となくなる場合がほとんどなんです。」と話されて、腰椎椎間板ヘルニアのMRI画像に「9割が自然に消失」と字幕が入ります。稲波医師がおっしゃっていることは、私が当院を開院してからずっと患者さんに言ってきたことです。現に病院で椎間板ヘルニアの手術を勧められて、何とか手術をしないで治したいと来院されて治った方は数多くいらっしゃいます。
腰椎椎間板ヘルニアなど診断をされ慢性腰痛で悩んでいる方は、腰痛の辛さ、恐怖から過剰に身体をかばって様々な筋肉がコッてしまいます。私の施術は、このような患者さんのかばってコッてしまった筋肉を柔軟にして痛みが少なく動ける状態にして自信を取り戻していただくことです。自信を取り戻し、恐怖感が少なくなったほとんどの方は快方に向かいます。
しかし、あまりに恐怖感が強かったり、無意識に慢性腰痛は治らないと思い込んでしまった方は、残念ながら治療効果が上がりません。この番組は、そのような方を取り上げて、科学的に解明し、対処方法を提示しています。これは、腰痛に限らず慢性の痛みに関する病気に対してとても参考になります。
本日の放送を見逃した方は、7月15日（水）〈14日（火）深夜〉午前0時10分～ の再放送を是非ご覧頂くか、録画をしては如何でしょうか？
また、NHKスペシャル「腰痛」特集ページも参考になる情報がたくさんありますのでご覧になっては如何でしょうか？
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