朝晩はだいぶ涼しくなり日中との寒暖の差が大きくなってきました。この季節は、春先の花粉症の猛威をふるう時期ほどではないものの、鼻炎を訴える患者さまが増える時期です。
今回は、自分で出来る鼻炎の緩和法をご紹介します。
まず、まゆ毛の鼻側のはしに指でさぐってみて下さい。大きくへこんだ部分があります。そこが「攅竹」です。両方の掌(てのひら)で顔を覆うようにして、中指の腹をを「攅竹」に当てます。軽く押しながら鼻筋の方に向かって10回程度上下させます。これを数セット繰り返します。
鼻の両側、小鼻より少し上にあがったあたりのくぼんだところにあるのが「鼻通」です。その名の通り、このツボを刺激すると、鼻の通りが良くなります。
人差し指を鼻通にあて、鼻筋に添って上下にやや強く50~60回こすります。この時、呼吸は普通にしていて下さい。
また、肩甲骨周辺を温めることも鼻炎の緩和に効果があります。具体的には使い捨てカイロを貼ったり、ヘアドライヤーの熱風を吹き付けるなど…。
鼻炎で悩まれている方は、頸椎1番~3番に歪みがある方がほとんどなので、しっかり治したい場合はこの部分をきちんと治されることをお勧めします。
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