症状
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- 突然、瞼の一部がぴくぴくと痙攣します。目は普通にあけることができ、数分間で治まるけれども何度か繰り返します。数週間以内に改善することが多いタイプです。
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- 両方の瞼が痙攣するタイプは眼瞼痙攣といいます。常に目がショボショボして、まばたきが多くなります。徐々に症状が進行し、自分で目を開けようと思っても開けにくく、時には指で瞼を持ちあげるようになります。軽い瞬きをしようとしても強い瞬きしかできない、速い瞬きができない。強い瞬きをすると目を開ける時に痙攣する。このような場合は眼瞼痙攣の可能性があります。
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- 片方の口や頬の周りも痙攣するタイプは片側顔面痙攣といいます。顔面神経の通り道が血管や腫瘍などによって圧迫されて発症します。
2.や3.のタイプの心配がある場合は、早めに眼科専門医の受診をおすすめします。
原因と治療法特に疲労時に
当院の施術対象である1.について説明します。
今は、テレビ・スマホ・インターネット・ゲーム・読書など目を長時間酷使することが増えており、その疲労が首の筋肉に溜まって、目や瞼をコントロールする神経の働きの不具合で起こると考えられます。
視神経や動眼神経に関係する頸椎1番~3番の湾曲の矯正、その周りの筋肉を柔らかくすることで症状は改善します。
セルフケア
たいていは1~2週間ほどで治まりますので十分な睡眠・休養をとり、心と体をリラックスするようにしてください。
瞼の筋肉に刺激を与えると効果があるので、その方法をお伝えします。
手指を清潔にして、痙攣の起きている瞼の筋肉を親指と人差し指で軽くつまむ、離すのを30秒ほど繰り返します。
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