長引く肩の痛みについて

NHK『ためしてガッテン』で2月5日(水)に「長引く肩の痛みに喝! 五十肩&コリ一挙撃滅」を放送しました。
番組の中で

痛みがいつまでも続き、手術の必要もあるタイプの五十肩がありました。名づけて「終身型」五十肩。驚くことに、五十肩で病院を受診したうちの3人に1人がこのタイプの五十肩で、自然に治ることはなく、治療や運動療法などが必要とされます。

と肩腱板断裂を紹介していましたが、この他にも一般的な五十肩とタイプの違う長引く肩の痛みがあるのでご紹介します。
それは「肩鎖関節の損傷」です。

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上の図は「肩鎖関節脱臼」ですが、ここまでひどくはなくても肩鎖関節を痛めてしまうと「五十肩かな?」と自然に治るのを待っていてもなかなか肩の痛みが治まりません。
一般的な五十肩と違い前から腕を上げることは出来ますが、腕を横に上げると痛くて上がりません。また、重い荷物を持ったりしても痛むことがあります。
転んで肩の外側を強く打ったり、腕を上方や前方あるいは外側に強く引っ張られることで起きることがほとんどですが、デスクワークを長時間することなので肩甲骨周辺の筋肉が硬くなり肩鎖靭帯に徐々に負担がかかり発症してしまうこともあるので注意が必要です。
番組で紹介していたように肩甲骨周辺の筋肉を柔軟にして、肩甲骨の動きが悪くならないようにすることが予防法です。

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