ふくらはぎが硬くなってしまう原因

ふくらばぎが硬くなる原因は、さまざまあります。 その中で注意していただきたい例をあげます。
靴の影響

女性の方は、ふくらはぎがかたくなる靴の影響と聞けば、真っ先にハイヒールなどのかかとの高い靴を思い浮かべると思います。ハイヒールなどのかかとの高い靴は、常につま先が下を向いています。この状態は、ふくらはぎの筋肉が縮まっているために脚が綺麗に見えるとともにふくらはぎの筋肉に大きな負担を強いており、ふくらはぎをかたくしてしまいます。

ハイヒールなどのかかとの高い靴を履いて歩いていて、膝が伸びにくいと感じたら休息をとり、ふくらはぎをほくしてください。

また、踵の高い靴ではなくても足に合わない靴は、脚に余分な負担をかけ、ふくらはぎをかたくしてしまいます。

長時間の立ち仕事

ふくらはぎの筋肉である「腓腹筋」「ヒラメ筋」は、姿勢保持筋と呼ばれ、立っている時に良く働く筋肉です。

立ち仕事や通勤などで長時間立っていることが多いとふくらはぎは疲労をしてしまいます。

腰や脚の痛みをかばった姿勢

腰や脚の痛みをかばった姿勢は、股関節、膝関節、足首の関節に力が入り、これらの関節がやや曲がった姿勢になってしまいます。

このためにつま先や踵に体重が偏った立ち方をしていると、ふくらはぎをはじめ、脚の色々な筋肉に疲労が生じてきます。

運動をした後や運動不足

運動を長時間続けて疲れていたり、体力が落ちていたりする時、運動不足の時などもふくらはぎはかたくなります。

スポーツなどをした後は、皆さんも経験があると思いますが、運動不足の時は意外と盲点です 。

病気やケガなどで寝たきりの状態が続くと慢性の運動不足になってしまい、常にふくらはぎの筋肉が緊張した状態になってしまいます。

特に年配の方は「転んではいけない」と意識しすぎるためにさらに脚の筋肉に力が入り、思うように脚が動かなくなってしまいます。

精神的ストレス

精神的なストレスがかかるとリラックスすることが出来なくなり、ふくらはぎに限らず、体の各筋肉がかたくなることに関係します。スポーツの試合などでここ一番というときに身体がかたくなり、普段の力が発揮できないのはこのためです。

特に問題となるのは、長期間ストレスがかかっている場合です。自分でも気付かないうちに、体の各筋肉に力が入ってしまい、それが長期化することで、筋肉の強張りを生じさせてしまいます。

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